24年の「最も愚かな」取引、早期米利下げへの賭け－ＭＬＩＶ調査

ハト派的な金融政策を見込む賭けに乗り出している投資家に対し、最新のブルームバーグ「マーケッツ・ライブ（ＭＬＩＶ）パルス」調査の結果は警告を発している。
トレーダーらは23年末時点で、24年に計6回の米利下げがあると楽観していたが、現在はこのタイミングについて確信が揺らいでいる。
政策を緩和する前に、インフレ率が着実に2％へと戻る軌道にあるというさらなる証拠を目にする必要があると述べた。
　24年のまちまちなスタートを受け、投資家は現在、好調期を楽しむか、それともやけどする前に楽観ムードを抑えるかの決断を迫られている。
1年先を見越したトレードでリスク配分をいつごろ行うかとの質問に対し、12月か1月との回答は10％に満たなかった。
回答者の3分の2桁台の株価上昇を受け、投資家はより割安な取引を探しており、市場参加者の44％がグロース株よりもバリュー株のロングポジションを選好している。
あまりにも多くの投資家が、利上げ終了と利下げ開始をフリーマネー時代への回帰と同一視していたと語った。
あなたの持ち家の価格は今年上昇すると考えるか。