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【コラム】中国に熱狂した投資家が日本に注目、次はインドか-モス

記事を要約すると以下のとおり。

日本は復活し、中国は終わった。
   このシナリオの修正は遅過ぎたくらいで、ここに来てようやく、日中経済に対する認識が変化した。
賃金は上昇し、日経平均株価は1989年に記録した過去最高値を更新した。
新しい「クールな日本」を悪く言う人はほとんどおらず、まるで典型的な市場のオーバーシュートのようだ。
 確かにデフレは過ぎ去り、インフレ率は現在、日銀目標の2%前後で推移している。
日中逆転と米中逆転  中国経済は問題を積み重ねてきた。
このビジョンの誤りに気付くには時間がかかった。
この時は中国を台頭させる地殻変動が絶頂に達したと受け止められた。
米ハーバード大学のケネス・ロゴフ教授は日本の退潮を報じたブルームバーグの記事で、中国の悪い点ばかりが強調されがちだ。
今年の中国成長率は引き続き4%を超えそうだし、輸出は順調に伸びている。
 ノーベル経済学賞を受賞したロバート・シラー米エール大学教授は「ナラティブ経済学経済予測の全く新しい考え方」の中で、不思議なことに明白な理由もなく説得力のある経済を説明する物語が現れることがあると指摘している。
 ナラティブは生まれては消え、また生まれる。
約20年前にドル覇権には限界があると確信的に語られていたことを覚えているだろうか。
このシナリオが何度も繰り返し伝えられれば、それが現実になるかもしれない。
以前はブルームバーグ・ニュースの経済担当エグゼクティブエディターでした。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【コラム】中国に熱狂した投資家が日本に注目、次はインドか-モス

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