世界の国債利回りが15年ぶり高水準－世界的売りの中心は米国債

主要中央銀行が近く利上げを停止または反転させるとの楽観論を堅調な経済指標が打ち消し、世界の国債利回りは上昇を続け、2008年以来の高水準に達した。
オーストラリアの10年債利回りは10ｂｐ上昇し14年以来の高水準。
「現在の急落は長めの国債が主導しており、供給と流動性への懸念が浮き彫りになっている」と付け加えた。
　米10年債利回りは今月に入って30ｂｐ余り上昇の結果、買い手は増え続けている。
商品先物取引委員会（ＣＦＴＣ）のデータによると、資産運用会社は8月14日までの1週間に米国債に引き上げられている現状を踏まえると、世界の債券はことさら魅力的に見えると述べた。
　同氏は16日付リポートで「債券の弱気材料の多くは循環的なもので、米国に限ったものだ」と指摘。
原題：GlobalYieldsMarchto15-YearHighsEvenasInvestorsPileIn（抜粋） 。