日本株に割高感浮上、日経平均は3万2000円台で息切れか-年後半展望
記事を要約すると以下のとおり。
バブル崩壊後の高値更新を続ける日本株について、市場関係者の間では株価評価尺度(バリュエーション)に割高感が浮上してきたため、年末にかけて息切れするとの見通しが出てきた。スプレッドが小さいほど株式は割高だ。9日の日経平均の終値は3万2265円と市場予想の中央値近辺にあり上昇余地は限定的だ。ゴールドマンの低い米リセッション確率は間違いか-債券投資家が示唆 中国は5月の購買担当者指数(PMI)が市場予想を下回り、ゼロコロナ政策の解除から期待されていた経済回復には届いていない。三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは、株価純資産倍率(PBR)1倍割れへの対応策として日本を代表するような大型企業から政策保有株の削減などといった象徴的な発表があれば、投資家の期待は高まりやすいと述べた。
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