ECBは夏季休暇前に2回の利下げ必要-ギリシャ中銀総裁
記事を要約すると以下のとおり。
ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁Photographer:YorgosKarahalis/Bloomberg ECBは4月11日、7月18日に金融政策決定を予定している。その後は9月12日まで金融政策決定会合はない。しかし6月会合前にははるかに多くのデータが得られる。 オランダ中銀のクノット総裁も初回利下げ時期については6月に傾いているが、その後の行動はデータ次第だと述べた。 ECBチーフエコノミストのレーン理事はCNBCとのインタビューで更なる利下げの見通しについて質問され、自身の役割では「次かその次」の後まで考えることは必要ではないとして、具体的に話すことを控えた。 また、名目賃金の伸びが依然として強いことを重大視せず、実質賃金が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準に達するのは25年になってからだと強調した。名目賃金の伸びは緩やかになっており、利益が賃上げの一部を吸収していると分析した。 ストゥルナラス氏は「われわれは完全に独立しており、ユーロ圏は柔軟な為替レートを持つ大きな開放経済圏だ。」ECBはユーロ圏経済にとって必要なことをしなければならないと語った。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ECBは夏季休暇前に2回の利下げ必要-ギリシャ中銀総裁