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【ブラジル】大人に塗り絵が人気 ストレス解消効果も

ブラジルで、大人用の塗り絵が人気になっているとのこと。

「ひみつの花園」という書籍が流行のきっかけなんだそう。

交流サイトで公開して楽しめる、ことが人気を支える仕組みのひとつらしい。
やはり、世界中どこへ行ってもSNS抜きで流行はありえない、ということのようです。

日本では、塗り絵と言ったらショウワノートだよなあ。

ブラジル国内では大人用の塗り絵が人気となっている。15日付の地元紙(ウェブ版)が報じた。
以前は本屋の片隅に置かれていた大人用の塗り絵だが、最近になってさまざまな年齢層の大人に人気となり、完成した作品をソーシャルメディア上で公開する人もいる。

サンパウロ新聞 4月17日(金)4時58分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150417-00010000-saopaulo-s_ame

ブラジルで大人向けの塗り絵の人気が急速に高まっている。世界的に人気の塗り絵本売り上げで同国は有数の販売国となり、地元で出版されたオリジナルの本も書店に並び始めた。鮮やかな色彩を好む国民性に加え、完成した作品を交流サイトに公開して楽しめることで人気に火が付いた。ストレス沈静化につながるとの効果を実感している人も多そうだ。

(中略)

ブラジルの最大都市サンパウロで、大手企業のオフィスが集中しているパウリスタ大通り。通り沿いに複数ある大手書店のいずれでも、大人向けの塗り絵はレジの近くや特設コーナーに山積みになっている。
ブラジルで大人向けの塗り絵が流行したきっかけは、スコットランド出身のイラストレーター、ジョハンナ・バス

フォード氏の「ひみつの花園」(価格は29・90レアル)だった。同書はこれまで24言語に翻訳され、世界で200万部を売り上げているベストセラーだ。ブラジルでは昨年11月に販売が始まった。出版を手がけたセスタンチによると、同国ではすでに88万部を販売したという。
書籍の販売ランキングを公表するパブリッシュニュースによると、最近のノンフィクション部門では上位10作品のうち、6作品が塗り絵だ。首位は「ひみつの花園」だが、ランキングにはブラジル人作家の作品も含まれ、広がりが出てきている。調査会社ニールセンによると、今年1~5月の塗り絵本の販売額は2518万レアル(約10億円)に達した。

ブラジル、大人向け塗り絵――交流サイトで完成品自慢(ヒットの地球儀)

2015/06/29  日経産業新聞  5ページ

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