かんぽ生命、ＹＣＣ修正より物価と日銀の次の一手に注目－23年度計画

かんぽ生命保険の野村裕之運用企画部長は、日本銀行のイールドカーブコントロール（長短金利操作、ＹＣＣ）は年内の修正を想定しつつ、物価動向と日銀の次のアクションにより注目していると述べた。
異次元緩和が「中長期的に修正されるかどうか、金利見通しが大きく変わるかどうか、分析する重要な1年になる」と語った。
30年債金利は1月に付けた1.6％台を「超えるのは難しい」とみており、想定レンジの上限に近づけば「積極的に購入を進めていく」としている。
円金利資産の残高は横ばい慎重にリスクテイクを行う方針。