ドル・円オプショントレーダーら、153円台視野に－波乱続く見通し

ドル・円相場の波乱は今後も続きそうだ。
フィボナッチ分析に基づけば、次の円の下値抵抗線は1ドル＝153円近辺となる見通しだ。
JPYCurncyVOLC<GO>でオプション市場からのシグナルを確認する方法は以下の通り：コマンドラインに「volatilitycomparison」と入力し、「VOLC－ボラティリティー比較を選択。
<GO>キーを押す　　ＵＳＤＪＰＹのインプライドボラティリティー（赤線）は今月上昇が続き、15％の水準を突破したが、一方で実現ボラティリティー（白線）は8％近くの水準にまで低下した。
（「設定をクリックし、「計算タイプが「パーセント」になっていることを確認）　　ドル・円為替レートと米10年国債の52週間相関係数は0.6だったことが分かる。
　コマンドラインに「worldinterestrateprobabilities」と入力し、「BICURRGで円先物の建玉を確認Source:Bloombergコマンドラインに「bifx」と入力し、WIRPを選択。
チャートの上に表示されるバーチャートのアイコンをクリック　　米商品先物取引委員会（ＣＦＴＣ）のデータによれば、ヘッジファンドやレバレッジファンドに加え、年金基金や保険会社、投資信託といったリアルマネーの運用会社は8月半ば以来、再び円の次の抵抗線を確認Source:Bloomberg再び、JPYCurncy<GO>を実行。
コマンドラインに「fibonacci」と入力し、「GPF－フィボナッチリトレースメントを選択。
次に、21年3月31日の安値の上でクリック。
これは強い抵抗線となるかもしれない。
過去10年平均を見てみると、11月には2.4％上昇し、10月と12月も若干上昇している。