モルガン・スタンレー、低迷する商業用不動産で商機狙う－日米に注目

モルガン・スタンレーは世界の商業用不動産市場に痛みが広がる中で、投資機会を探っている。
　商業用不動産市場はここ1年、借り換えに苦戦する中で、物件所有者が借り入れ金利の高騰と価格急落を受けて低迷している。
LaurenHochfelder,MorganStanleyRealEstateInvestingCo-CEO,explainswhyshe’ssobullishonthecommercialrealestatesectorheadinginto2024.Shespeakson“WallStreetWeek”daily.Source:Bloomberg　　米金融当局が来年、利下げを見込んでいることで、投資家にとっては見通しが改善する可能性があり、ホックフェルダー氏は「明確さが増すとの認識によって、より多くの売り手と買い手を市場に呼び込む」とみている。
　日本の不動産投資については、魅力的な資金調達、健全なインフレ、東京をはじめ都心への人口流入から恩恵を受けている、とホックフェルダー氏は話す。
原題：MorganStanleyHuntsforDealsinCommercial-PropertyUpheaval（抜粋） 。