長期金利２日連続で上限超え、政策修正警戒強いー日銀は臨時オペ通知

債券市場で、長期金利が0.505％に上昇し、日本銀行の許容幅上限を前日に続いて超えた。
「3月会合での政策修正はコンセンサスではないものの、1月当時と比べると為替が円安に推移しており、その意味では政策修正の余地がある、修正しやすい環境に見えることも金利上昇圧力につながっていると思う」と話した。
毎営業日の10年国債の0.50％の指し値オペも継続した。
オペ通知後は下げ幅をやや縮めている新発10年債利回りは同11bp高い4.72％程度、米2年物国債利回りは同11bp高い0.505％  　　ＤＢＳ銀行のシニア金利ストラテジスト、ユージーン・レオ氏は、「インフレに対する懸念は根強く、日本も例外ではないと述べ、「持続的な物価上昇圧力を背景に、現在のイールドカーブコントロール（長短金利操作、ＹＣＣ）を継続するのは難しいようにみえると指摘した。」