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24年はドル高、JPモルガンやHSBCが逆張り-地政学的緊張も味方

記事を要約すると以下のとおり。

来年は米経済が好調になるにつれてドル高が進み、サプライズをもたらすと、世界の資産運用大手数社が予想している。
 米連邦準備制度は2024年に75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げを行う方針を示唆しているが、ドル強気派は、欧州から新興国まで他の主要国でも同様の、あるいはさらに速いペースで利下げが行われ、金利差が拡大すると予想する。
 ブルームバーグが調査した10カ国・地域(G10)と新興国を含むより広範なブルームバーグ・ドル・スポット指数の構成通貨で、1通貨を除く全てがドルに対して値上がりと予想されている。
MarketBetsforFederalReservePolicyEasingNextYearTradersarepricingaround150basispointsofratecutsbyDecember2024Source:Bloombergbasedonswapsdata   フィデリティのマネーマネジャー、ジョージ・エフスタソプロス氏は「欧州と英国はリセッションに近づいていると思う」とし、「そういうことが起こった場合、ドル指数が現在の102前後から来年春までに111まで上昇すると予測。
JPモルガンのストラテジスト、ミーラ・チャンダン氏らは、ドル指数が1-6月(上期)に3%上昇するとみている。
 確かに、米連邦公開市場委員会(FOMC)が12月13日に政策転換を示唆したことで、市場の米利下げ幅予想を、政策決定会合前の100bp未満から131bpに匹敵するが、メキシコやブラジルなどの新興市場国の中銀には及ばない。
 ECBのラガルド総裁は14日、インフレを依然懸念しており、緩和を考えていないことを示唆した。
 エフスタソプロス氏にとっては、債券と株式の相関が高いことから分散投資としてもドルは魅力的だという。
 チャンダン氏らストラテジストの11月27日付リポートによると、ドルの投機的ポジションを示す指標、非商業ネットロングポジションは1年ぶりの高水準から減少したものの、市場参加者全体として依然ロングになっている。
     ドルは23年を小幅安で終える見込みだが、米連邦準備制度が利下げを開始するのに伴いさらに下落すると予想する向きもある。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 24年はドル高、JPモルガンやHSBCが逆張り-地政学的緊張も味方

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