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FRB、利下げ時期をリセット-十分に景気抑制的な金利水準か自問も

記事を要約すると以下のとおり。

失望すべき内容のインフレ統計が続いたのを受け、米金融当局は最初の利下げ時期をリセットするとともに、物価動向の道筋を見直すことを余儀なくされている。
パウエルFRB議長、利下げ急ぐ必要ないと強調-地区連銀総裁が相次ぎ発言StubbornlyHighInflationCPIexcludingfoodandenergytoppedforecastsforathird-straightmonthinMarchSource:BureauofLaborStatistics,Bloomberg  米金融当局者は、これまでの政策金利引き上げでも需要抑制に十分効果を上げていないのではないかと懸念の声を強めており、投資家やアナリストの間では当局が追加利上げする必要があるかもしれないとの懸念が高まっている。
 当局者はインフレ抑制のために万が一必要となれば、さらなる利上げのアイデアにオープンな姿勢を表明している。
 最近の講演で、「底堅い活動は朗報である一方、金融政策のスタンスが実際にどの程度需要を抑制しているのか疑問も生じさせると語った。」
IsPolicyRestrictive?OrNotSoMuch?PolicymakershavedifferentviewsonhowratesareimpactingtheeconomySource:Bloomberg  ウェルズ・ファーゴのシニアエコノミスト、サラ・ハウス氏は「どの程度景気抑制か分からなければ、ほとんどそれを見守るしかない」とした上で、「どれほど景気抑制であるか不確かなことで、現行の政策設定のタイムラインが長引く可能性について多く語り始めた際に、相場は上昇した。
S&P500種株価指数は値上がりし、米10年債利回りは昨年10月時点の5%近辺から、今年初めには4%を下回る水準に低下した。
 ボウマンFRB理事も17日、インフレ鈍化の進展が停滞している可能性があると述べ、同様の見解を示した。
同総裁は高い金利にもかかわらず米経済が底堅さを維持している点と、景気の加速も減速も招かない「r*(Rスター)」と呼ばれる中立金利の推計値の上昇の両方に言及した。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース FRB、利下げ時期をリセット-十分に景気抑制的な金利水準か自問も

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